2007年05月16日
基礎 ~金物編~
基礎を立ち上げる際に、鉄筋・コンクリートともう一つ登場してくる物があります。
現在、大半の家を建築するのに使用されている物、それは『金物(かなもの)』と呼ばれる物です。
そして、基礎の段階で登場する金物が二つあり、
一つは、『アンカーボルト』と云い、木造の建物で基礎と土台を接合するためのボルトのことを云います。
アンカーボルトはL字型になっており、基礎コンクリートに埋没して抜けないようになっています。
そして、基礎の上に寝かされる土台を貫通させて、ボルトでとめることで基礎と土台を接合させまする。
アンカーボルトの位置は土台の中央や柱の近くだけでなく、土台の木材1本1本の両端に施されると、いいでしょう。
そして、もう一つは『ホールダウン金物』と云い、図面などに表記されるときは『HD』と書かれています。
ホールダウン金物もアンカーボルトと同じく、基礎と躯体(くたい)との接合の為の金物ですが、アンカーボルトとの違いは、土台を貫通し柱に沿って固定をすることです。
ホールダウン金物は、構造計算を行った際に地震の揺れによって、柱が土台から引き抜かれないように設置したり、1階と2階の柱の接続にも使われます。
アンカーボルトもホールダウン金物も建築基準法で、柱と土台など構造上重要な部分に使うことが義務づけられています。
写真で基礎の上に数本の鉄筋の様な物が出ていますが、短い物が「アンカーボルト」で、長い物が「ホールダウン金物」です。(アップ写真が見当たらず・・・土台を敷く工程に再度撮影しました。)
上記の違いは、後日建築現場が進んでいったときにご紹介します。
現在、大半の家を建築するのに使用されている物、それは『金物(かなもの)』と呼ばれる物です。
そして、基礎の段階で登場する金物が二つあり、
一つは、『アンカーボルト』と云い、木造の建物で基礎と土台を接合するためのボルトのことを云います。
アンカーボルトはL字型になっており、基礎コンクリートに埋没して抜けないようになっています。
そして、基礎の上に寝かされる土台を貫通させて、ボルトでとめることで基礎と土台を接合させまする。
アンカーボルトの位置は土台の中央や柱の近くだけでなく、土台の木材1本1本の両端に施されると、いいでしょう。
そして、もう一つは『ホールダウン金物』と云い、図面などに表記されるときは『HD』と書かれています。
ホールダウン金物もアンカーボルトと同じく、基礎と躯体(くたい)との接合の為の金物ですが、アンカーボルトとの違いは、土台を貫通し柱に沿って固定をすることです。
ホールダウン金物は、構造計算を行った際に地震の揺れによって、柱が土台から引き抜かれないように設置したり、1階と2階の柱の接続にも使われます。
アンカーボルトもホールダウン金物も建築基準法で、柱と土台など構造上重要な部分に使うことが義務づけられています。
写真で基礎の上に数本の鉄筋の様な物が出ていますが、短い物が「アンカーボルト」で、長い物が「ホールダウン金物」です。(アップ写真が見当たらず・・・土台を敷く工程に再度撮影しました。)
上記の違いは、後日建築現場が進んでいったときにご紹介します。