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2007年05月30日

床組み

土台、大引の木材の防腐・防蟻処理を行うと、床を張っていきます。

しかし、その前に必ず行って行うこと!

それは、掃除です。

床を張って、見えなくなるから・・・『少々の木屑などは良いだろう。』と云う考えではなく。

見えなくなるところだからこそ、何年か、何十年か先に床下へ入ることがあった場合の事を考えています。

床下を見た時に・・・木屑などの施工のときのゴミが一切無いと何も気にならない。

反対に、木屑などのゴミがあったときは、ゴミがあるで・・・。

そんな言葉を聞くと恥しいと思うでしょう。

そんな思いをしない為に、当たり前のこととして常に掃除を必ず行っています。



その後、床を張って行きます。

「床」と一言で言っても、普段みなさんが生活をされている床(フローリングや畳)の下地までを、ここの工程では張ります。

下地として構造用合板、その下には断熱材を敷いて行きます。



最近の建物の床の大半が、「剛床」と言われ構造用合板を敷き詰めてフロアー全体の面で耐力を出す様に施工されています。

今回の住宅は、構造用合板の厚み28mmを敷いて剛性の床を作っています。

では、剛床でないと・・・土台、大引と「火打ち」と云う部材を使い、変形しない様に角を固定し、「根太」と云う部材を使い、網の目の様に木材を組み、その後、床の下地を張って行くのです。
この場合は、床の面で耐力を出すのではなく、組まれた木造部材で耐力を出します。

剛床張り作業↓




  

Posted by 株式会社澤田組 at 10:59Comments(0)各種新築・増改築工事

2007年05月23日

防腐・防蟻処理

基礎が立ち上がり、土台を敷いた次の作業は防腐・防蟻の処理作業になります。

また、防腐・防蟻処理の方法は、現場と工場での作業方法があります。

工場での作業は、木材に薬剤を加圧注入する方法で現場へ運んで組むだけになります。

現場での作業は、木材に薬剤を散布する方法です。

防腐・防蟻の効果となると、加圧注入した方が木材の内側まで染みこんで行きますので、効果が上がるとされていますが、まだまだ現場での作業が多いのが現状です。

どうして、防腐・防蟻処理が必要なのか。。。

土台は、建物全体を受ける木材で重要な木材ですので、固くて・腐り難い木を選ぶ事とシロアリなどから強い木をチョイス事が大切で、その土台を保護する為にも防腐・防蟻処理が必要となっています。





そして、防腐・防蟻処理が終わると、木材へ「防フ・防ギ施工済」の目印をつけています。

  

Posted by 株式会社澤田組 at 10:10Comments(0)各種新築・増改築工事

2007年05月22日

土台敷き②

前回は、土台敷きの工程で土台と基礎の間に敷く基礎パッキンについて記載しました。

続いては、土台敷きの作業と金具との取り合いを紹介します。

土台を基礎の上に敷く際に、ただ敷くことはできません・・・それは基礎からは、アンカーボルトとホールダウン金物が出ているからです。

土台敷く前にそれぞれを貫通させる為の穴を造ることから始まります。



そして、穴を造った後に土台を敷いて行きます。



穴の位置は狂いなく、一本一本丁寧に敷いて行かれます。



全ての土台が敷き終わると、↓の様な状態となります。



そして、ここで登場する部材が、「束」と言われるものです。

上の写真で、木材(大引といいます)が下から支えられていると思いますが、「束」とは下から支えている部材の事です。

従来はコンクリートでの「独立基礎」や、木を立てた「束」を用いていましたが、最近では写真にありますような、耐久性に優れた「束」を用いるのが主流です。



土台と基礎を連結する金具で↓の様に固定されているのがアンカーボルトで、長い金具が今後柱と連結されるホールダウン金物です。

  

Posted by 株式会社澤田組 at 10:30Comments(1)各種新築・増改築工事

2007年05月21日

土台敷き

基礎が立ち上がると、次の工程『土台敷き(どだいしき)』へと移りますが、土台敷きとは基礎の上に土台と云う木材を敷いて行きます。

土台に用いる木材は、一般的に固く、長持ちし腐り難い木が使われ『ひば』『米ひば』などで90mm×90mmのサイズの木材を使用します。

※ここで、これから家を建てられるみなさん、土台は何の木が使用されるのか確認してください。
 固く、長持ちし腐り難い木を把握しておいて、相手の返事を聞いてみましょう。

ここで、基礎の上に直接木材を寝かしていたのは、従来の方法で最近は基礎と土台の間に基礎パッキンという物を敷きます。



基礎パッキンとは、床下の換気ように基礎と土台の間に隙間を作るための材料です。



従来の基礎部分に穴を設けて床下の湿気対策の為に換気をしていました「床下換気口」や「風窓(かざまど)」と言われていた物は、基礎部分に開口部をつくると強度が落ちてしまい、ヒビが入り易くなり換気口の位置や方向によっては上手く換気できないこともあり、現在は基礎パッキンが主流となっています。



基礎パッキンでは、基礎と土台の間に20mm程の隙間が常にあるので、位置や方向も関係なくなります。
また、一番良い事は・・・思い出して欲しいのですが、基礎のコンクリートには多くの水分が含まれており、長期的に凝固していくものです。
そう、木は水分に弱いということから基礎と土台が直接接している事は、あまり良くないと云うことです。  

Posted by 株式会社澤田組 at 15:39Comments(0)各種新築・増改築工事

2007年05月16日

基礎 ~金物編~

基礎を立ち上げる際に、鉄筋・コンクリートともう一つ登場してくる物があります。

現在、大半の家を建築するのに使用されている物、それは『金物(かなもの)』と呼ばれる物です。

そして、基礎の段階で登場する金物が二つあり、

一つは、『アンカーボルト』と云い、木造の建物で基礎と土台を接合するためのボルトのことを云います。

アンカーボルトはL字型になっており、基礎コンクリートに埋没して抜けないようになっています。

そして、基礎の上に寝かされる土台を貫通させて、ボルトでとめることで基礎と土台を接合させまする。

アンカーボルトの位置は土台の中央や柱の近くだけでなく、土台の木材1本1本の両端に施されると、いいでしょう。


そして、もう一つは『ホールダウン金物』と云い、図面などに表記されるときは『HD』と書かれています。

ホールダウン金物もアンカーボルトと同じく、基礎と躯体(くたい)との接合の為の金物ですが、アンカーボルトとの違いは、土台を貫通し柱に沿って固定をすることです。

ホールダウン金物は、構造計算を行った際に地震の揺れによって、柱が土台から引き抜かれないように設置したり、1階と2階の柱の接続にも使われます。

アンカーボルトもホールダウン金物も建築基準法で、柱と土台など構造上重要な部分に使うことが義務づけられています。

写真で基礎の上に数本の鉄筋の様な物が出ていますが、短い物が「アンカーボルト」で、長い物が「ホールダウン金物」です。(アップ写真が見当たらず・・・土台を敷く工程に再度撮影しました。)



上記の違いは、後日建築現場が進んでいったときにご紹介します。  

Posted by 株式会社澤田組 at 12:53Comments(0)各種新築・増改築工事

2007年05月08日

基礎 ~コンクリート養生編~

基礎のコンクリート打設後は、コンクリートが硬化するまでの期間はそっと寝かせてあげます。

※コンクリートを硬化させる期間を「養生期間(ようじょうきかん)」といいます。

一般的な普通コンクリートの強度が十分に出る日数の基準は4週間(28日)とされています。

しかし、現在はコンクリートの中へ化学混和剤などを混ぜることにより、養生期間を短縮することができます。

ここで、家を建築される際に注意しないといけないことは、「コンクリートの性質を理解しどの様なコンクリートを使用するのか?養生期間はどれ程の期間なのか?」と云うことを把握する必要があります。

コンクリートの性質などは、家を建築させる前に少し勉強すると理解できますので、是非勉強してみてください。



基礎の場合は、底盤のコンクリートが表面硬化すれば、基礎の立上り部分の型枠を設置し立上がり部分のコンクリート打設を行います。
その後、普通コンクリートであれば4週間(28日)を目安に考えてみてください。  

Posted by 株式会社澤田組 at 13:19Comments(0)各種新築・増改築工事

2007年05月07日

基礎 ~コンクリート打設編~

基礎の配筋検査をクリアーし、いよいよコンクリート打設(コンクリートを流し込む工程)です。

コンクリートは、砂や砂利、水、混和材等とセメントを配合したものですが、強さや耐久性と施工のし易さ等で比率を変えますが、水が多いと施工し易いが強度が落ちるなどあります。

建築用語で「水セメント比」と云う言葉がありますが、これはコンクリートの強度を決める水とセメントの比率の事を言います。

化学混和剤を使い水を減らしながら高い強度を出す高強度コンクリートや季節に応じて硬化スピードを変化させたりし、その時、コンクリートの利用の仕方によって一番良いコンクリートを使っています。

コンクリートの豆知識
コンクリートは-0.5~-2℃まで冷え込むと凍ってしまいます。
コンクリートが初期に凍ると硬化する力を失くしてしまい強度が出なくなります。よって、冬の時期にコンクリート工事は避けた方が無難です。若しくは、コンクリートを凍らせないように工夫をしなければなりません。※その工夫の仕方は、専門家に聞くか勉強してみてください。



コンクリートを流し込みながら、コンクリートが行き渡るように作業をしています。



コンクリートを均一性の確保が重要で、打設時のバイブレーターが重要なアイテムです。



コンクリートの中に空気が入っていると、ヒビ割れなどの原因になったりしますので、空気を抜く必要もあります。



作業工程の中で、最後に表面をきれいに仕上げることが、職人さんのこだわりでしょう。

また、凝固したときの輝きを見て、施主さんの喜ぶ顔が仕事のし甲斐と感じているのでしょう。





今回もきれいに仕上げてくれました。  

Posted by 株式会社澤田組 at 16:40Comments(3)各種新築・増改築工事

2007年05月03日

竣工イメージ

外壁選定」の記事を書きました打合せの際にイメージし易いように、製作した竣工イメージです。



外壁が決まり、屋根もS瓦で赤を多く配置したイメージで決まりました。

外観のイメージは全体的に明るい感じですが、玄関周辺に重厚感を与えた色の配色となっています。

そして、外壁の21mmの厚みが16や18mmの厚みでは出ない凹凸の深さによって、重厚感を引き立てるはずです。

また、家の顔となる玄関扉もまたご紹介いたします。  

Posted by 株式会社澤田組 at 11:55Comments(0)各種新築・増改築工事

2007年05月02日

基礎 ~配筋検査編~

建物を建てる際には、建築基準法で定められている基準に則って、尚且つ、建築確認申請書通りに建築工事が進められているかを、チェックしなければいけません。

※建築確認申請書:建物や工作物を建てる際に、建築基準法に則った(適合している)建物または工作物であると云う確認をしてもらう際の書類。

基礎工事の段階では、配筋が組み終わり型枠を設置した後に行います。

配筋:各鉄筋の径や間隔、被り厚などの確認をしてもらいます。





検査結果は、問題無くクリアーすることができました。

これもきれいに配筋を組んで、型枠を正しく設置してくださった職人さんのおかげです。

ありがとうございます。

次は、いよいよコンクリート打設の工程に進んでいきます。  

Posted by 株式会社澤田組 at 13:00Comments(2)各種新築・増改築工事

2007年05月01日

基礎 ~被り厚編~

前回は、基礎の配筋(鉄筋)の事を交えて現場の報告をしました。

今回は、その配筋に関係することで『被り厚(かぶりあつ)』です。

被り厚:「被り」とも言いますが、基礎などの鉄筋コンクリート造で鉄筋を覆うコンクリートの厚みのことを言います。その厚みは、建築基準法によって、建築物のそれぞれの部分や土に接している等の要因によって決められています。



基礎の底盤部分の底の被り厚ですが、鉄筋を空中で組んで行く為にコンクリートで製作したブロックで高さ(被り厚)を確保しながら組んで行きます。



配筋を組み終えると、コンクリートを流し込みますがコンクリートが流れて行かない様にする為に型枠と云うもので囲います。

その型枠と鉄筋の間にもしっかりと被り厚を設けるように型枠を設置します。



この様に正しく被り厚を設けることで、鉄筋をコンクリートが保護し鉄筋コンクリート造の強度を保つこととなります。  

Posted by 株式会社澤田組 at 10:12Comments(4)各種新築・増改築工事