2007年08月25日
壁 ~防水・断熱・通気編~
今回の記事も壁についてですが、壁の中身(内部)を見た事のある方は少ないと思います。
建築現場が近くにあっても、外側の下地等が貼り終えてから内部の工程に入るので、ご自身の家でないとなかなか見れないものです。
その様な壁の中身ですが、家で過ごす時間が快適になるように外の気温に部屋内が影響されないように、断熱材を敷き込みます。
※断熱材・・・熱が伝導や対流によって伝わることを防ぐものであります。冷暖房の効率化や熱を扱う様々な場所で使われます。
また、壁はいつも雨風にさらされる事になり、雨水の浸透を防ぐため工法に応じた防水措置を取らなくてはなりません。そして、通気構法で用いられるのが透湿防水シートです。
※通気構法・・・外壁内に通気層を設けて、壁の中の通気を可能にする構造のことを言います。
そして、シートは必ず重ね合わせが生じます・・・屋根のアスファルトルーフィングでも重ね合わせの長さが決まっていた様に、透湿防水シートでも決まっています。
基本は、縦・横ともに90mm以上となっており、横の重ね合わせは、外壁の仕上げによって150mmや180mmの場合もあります。
通気構法で外壁の仕上げ材と下地の間に空気層を作る事で、壁の中に空気が流れることとなり、湿気や水蒸気、熱などを有効に逃がすことになります。
また、外壁からの雨水が浸入して来ても、空気層内を流れて行きます。
その空気層の厚みも15mm以上設けるとなっています。
木材(胴縁(どうぶち))は、外壁材の留めやシートを押さえる為に設置していますが、この胴縁にも縦・横それぞれ設置の仕方がありますが、空気の流れを考えると縦が良いと思います。
壁の外側は、建築工事をしているところでは、見れますので通りがかった際などに見てみては
建築現場が近くにあっても、外側の下地等が貼り終えてから内部の工程に入るので、ご自身の家でないとなかなか見れないものです。
その様な壁の中身ですが、家で過ごす時間が快適になるように外の気温に部屋内が影響されないように、断熱材を敷き込みます。
※断熱材・・・熱が伝導や対流によって伝わることを防ぐものであります。冷暖房の効率化や熱を扱う様々な場所で使われます。
また、壁はいつも雨風にさらされる事になり、雨水の浸透を防ぐため工法に応じた防水措置を取らなくてはなりません。そして、通気構法で用いられるのが透湿防水シートです。
※通気構法・・・外壁内に通気層を設けて、壁の中の通気を可能にする構造のことを言います。
そして、シートは必ず重ね合わせが生じます・・・屋根のアスファルトルーフィングでも重ね合わせの長さが決まっていた様に、透湿防水シートでも決まっています。
基本は、縦・横ともに90mm以上となっており、横の重ね合わせは、外壁の仕上げによって150mmや180mmの場合もあります。
通気構法で外壁の仕上げ材と下地の間に空気層を作る事で、壁の中に空気が流れることとなり、湿気や水蒸気、熱などを有効に逃がすことになります。
また、外壁からの雨水が浸入して来ても、空気層内を流れて行きます。
その空気層の厚みも15mm以上設けるとなっています。
木材(胴縁(どうぶち))は、外壁材の留めやシートを押さえる為に設置していますが、この胴縁にも縦・横それぞれ設置の仕方がありますが、空気の流れを考えると縦が良いと思います。
壁の外側は、建築工事をしているところでは、見れますので通りがかった際などに見てみては
Posted by 株式会社澤田組 at 12:25│Comments(0)
│各種新築・増改築工事